マウスピース矯正(インビザライン)

当院のマウスピース矯正は、インビザラインというアメリカ生まれの矯正治療を導入しています。

インビザラインでは、口腔内スキャナーを使用して上下のお口の中のスキャンニング。1週間から2週間ごとに、マウスピースを交換して歯を少しずつ移動矯正します。

従来のワイヤー矯正とは異なり、透明のマウスピースは非常に審美的ですので、あまり見た目を気にすることなく歯列矯正することが可能です。しかし、抜歯を必要とする難しいケースでは対応ができない場合もあり、ドクターの診断が必要です。

マウスピース矯正(インビザライン)は、
豊富な実績のある当院へご相談下さい!

毎月1回、矯正相談日を設けております。事前予約制ですので、ご予約をよろしくお願いいたします。

今月の開催日 4月8日(月)

当院の矯正担当医 瀬川医師は、ブラックダイヤモンドプロバイダーです
当院の矯正担当医 瀬川医師は、インビザライン トッププロバイダーズを受賞

インビザライン矯正の流れと確認事項

Outcome simulationソフトの使用

「今の歯並びをビッグデータを基に、理想的な矯正をすると、こんな感じに仕上がります」ということをPCの3D画面上で確認できます。Outcome simulationソフトを使用することで、矯正後の概略をご理解いただきます。

しかし、骨の状態、歯の萌え方などをまだ考慮しておりませんので、その後、専門的な審査診断が必要になります。(現在では、CTデータの重ね合わせをして画像構築をする研究がすすめられています)

Smile viewソフトの使用

アプリで顔を撮影し、矯正後の笑顔のイメージをご覧いただきます。

Invisalign photo uploaderソフトの使用

顔と口腔内の写真をアプリで撮影し、インビザライン矯正の適応かの簡易診断を行います。ケースアセスメントで確認をします。

クリンチェック

これまでのプロセスで矯正治療に興味がある場合は、海外のオペレーターにデータを送り、3D画像の作成を依頼します。(ここから有料です)。3D画像データが届いたら、患者さんとドクターで確認。ご納得いただければ、アライナー(透明のマウスピース)の作成を海外に依頼します。

アライナーの装着

通常、発注から2~4週間で海外からアライナーが届けられます。そして、患者さまにご来院いただき、アタッチメント設置やIPRを行います。なお、1週間ごとにアライナーを交換し、最短1週間×アライナーの枚数(最大20枚まで)で作成します。

ビベラ リテーナー(任意)の作成と装着

矯正後、歯の後戻りを起こすことが少なくありません。そこで、マウスピース矯正に限らず、保定(別途費用)をおすすめしています。他院で矯正後、遠方で作成困難な方は、当院でスキャンすることにより、現在の歯列のリテーナーを作成することができます。

アタッチメントとは?

インビザラインでは、症例によりアタッチメントと呼ばれる突起物を、歯の表面に接着することがあります。アタッチメントは歯科用のプラスチック製樹脂(レジン)でできており、これは虫歯治療にも使われている材料。

歯とほぼ同色で目立たず、治療後には削って除去します。アタッチメントがあることで歯に加わる力を細かく調整でき、歯を効率よく動かすことが可能になります。

アライナーだけでは目標とする場所へ歯を動かすことが難しい場合、補助的なパーツとして歯に装着します。

IPRとは?

「IPR」とは「Interproximal Enamel Reduction」の略。矯正治療において、抜歯する代わりに歯の横幅を小さくするために行う処置のことを言います。

具体的には、歯の表面の硬い組織(エナメル質)を一層削り、歯の横幅を細くします。エナメル質の厚さは約1~2mmあり、IPRで削るのは約0.2mm〜0.5mm程度でエナメル質の厚みの3分の1以下です。

保定とは?

保定とはインビザラインなどの歯列矯正後に、歯が後戻りしないように固定すること。
インビザラインで矯正した後の歯は、歯が元の場所に戻ろうとする「後戻り」という現象が起きやすく、それを防ぐためには保定を行う必要があります。

そもそもインビザラインで長期間矯正を行って動かした歯は、歯を支える骨がしっかりと固まっていない状態です、そして、しばらくは歯が移動しやすい状態なのです。そのため、そのまま放置していると歯の位置が矯正前の場所に戻ろうと、歯列が変な方向に乱れたりすることが起こりやすくなっています。

希望通りに整えた歯列を崩さずに維持し続けるためにも、保定は重要な治療のひとつと言えます。リテーナーを装着する期間は、インビザライン矯正にかかった治療期間と同じくらい、というのが目安になります。


インビザライン矯正のリスクと注意点

  1. ドクターから特別な指示がないかぎり、患者様は食事やブラッシング、フロスを行うとき以外、1日20時間以上を目安に装着することを推奨しています。
  2. ドクターの指示に従い、約 1~2 週間ごとに次のアライナーに切り替え、最低でも 4~6 週間ごとに受診してください。また、患者様によっては、当初の一連のアライナーの装着に加えて、さらに仕上げのために追加アライナーの装着を要する場合もあります。
  3. 1日あたり所定の製品装着時間が守られない場合や、担当のドクターの指示通りに製品が使用されない場合、 アポイントメントが守られない場合、および特殊な形状の歯が存在する場合については、治療期間が長期化する可能性があり、望まれる治療結果の実現性に影響を与える場合があります。
  4. アライナーを外したときは、歯ブラシで水洗いしてください。市販の入れ歯洗浄剤やマウスウォッシュの使用、煮沸消毒はしないでください。(口腔内の状態により変色することがあります。また、市販の入れ歯洗浄剤やマウスウォッシュの使用、煮沸消毒により変形、変性してしまい再作成になった場合は、別途費用が発生します)
  5. 次のステージのアライナーに交換したあとに、歯の圧痛を経験する場合があります。また、歯肉、頬及び唇に、製品によるすり傷や痛みが生じることもあります。
  6. 治療完了後に歯の位置が移動する場合がありますが、治療終了時にビベラ・リテーナー(別途費用発生)を忠実に装着することにより、その傾向が軽減されます。
  7. 装置の装着中は糖分の入っていないお茶か水のみ口にしていただきます。製品の装着前に適切に歯磨きおよびフロスを行わなかった場合や、適切な口腔衛生上および歯科疾患予防上の管理を怠った場合には、虫歯、歯周病、 歯肉炎もしくは脱灰などが生じることがあります。
  8. 製品は慣れるまでに一時的に発音に影響を与える場合があり、結果として舌がもつれることがありますが、製品に関連した発話障害は、通常 1~2 週間以内に軽減します。
  9. アライナーを雑に取り外したり、歯の移動量が大きかったりする場合に、歯根の露出を起こし審美性を損ねる場合があります。
  10. 治療の過程で、歯牙移動を促進させるため、またはアライナーが外れないようにするために、一時的に一歯または複数の歯にアタッチメント(歯を動かしやすくする目的で歯に接着する、虫歯治療で使用する樹脂の突起物)を接着する場合があります。これらのアタッチメントはすべて、治療終了後に除去します。なお、アタッチメントは脱離することがあり、再設置が必要となる場合があります。
  11. 歯の移動を可能とするための空隙をつくり出すため、エナメル質の形を変えるために歯の削合が必要となる場合があります。
  12. 咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感(噛みにくい、噛むと痛いなど)を与える可能性があります。
  13. 患者様が歯ぎしりをしていた場合や咬耗が生じていた場合は、まれにアライナーの表面にわずかな摩耗が生じることがあります。通常、全体的なアライナーの性能および強度が損なわれることはないため、問題ありません。
  14. 通常、半年ほどで噛み合わせは馴染むことが多いですが、矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
  15. 歯牙が特殊な形状をしている場合や、萌出や欠損している場合、アライナーの適合性および希望通りの治療結果の達成に影響を与える場合があります。
  16. 重度のオープンバイトや重度のオーバージェット、混合歯列、骨格性狭窄歯列の治療は、アライナー治療に加え、補助的な治療が必要な場合があります。
  17. アライナー単独では、希望する治療結果が実現しにくいと思われるような複雑な治療計画の場合、歯に接着するボタン、エラスティック、補助的な装置、歯科用機器(一時的なアンカレッジ装置、部分的な固定装置など)の使用を含む補助的な矯正治療や補綴処置が必要とされる可能性があります。
  18. 長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、ブラックトライアングルが発生する可能性があります。
  19. 重度な叢生または顎の不均衡を改善するために、インビザライン Go 製品を装着する前に、口腔外科手術が必要となる場合があります。当該手術が必要な場合、麻酔および適切な治癒に関連するリスクを考慮する必要があります。
  20. まれに顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。
  21. まれに歯の寿命を縮める場合があり、歯内治療や追加的な補綴修復処置等の歯科治療が必要となる可能性、歯が失われる可能性があります。 また、過去に歯の損傷があった場合、または大規模な補綴修復処置がなされていた場合、さらに悪化する可能性があります。

アライナー再作成が必要な場合

  1. アライナーを作成してから虫歯治療をして歯の形が変わった場合や、不慮の事故や患者さんの体調不良などで治療が伸びた場合、装置の再作成が必要になります。
  2. 装着時間が20時間未満で、ドクターの指示に従っていただけず、アライナーが合わなくなった場合も再作成が必要です。
  3. アライナーを紛失した場合や、煮沸などで変形した場合も再作成が必要です。

インビザライン矯正の治療期間

アライナーは20ステージ(20枚)までという規定があります。そのため、最初にアライナーを装着してから最長40週間までが矯正期間になり、その後は保定期間になります。(通常保定は、アライナーを入れておいた期間と同じ期間が基準です)

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