審美義歯・入れ歯

自然な笑顔と快適な毎日のために

入れ歯に対して「見た目が気になる」「うまく噛めない」「痛みがある」といった不安や不満をお持ちではないでしょうか。入れ歯は単に失った歯を補うだけでなく、食事の楽しみや人前で笑う自信を取り戻すための大切な選択肢です。

当院では、保険診療の入れ歯はもちろん、より自然な見た目と快適な使い心地を追求した審美義歯（自費診療の入れ歯）もご提供しています。あなたのライフスタイルやご希望に合わせて、最適な入れ歯を一緒に探していきましょう。

なぜ審美義歯は選ばれているの？

保険の入れ歯は、費用を抑えられる一方で、金属のバネ（クラスプ）が目立ったり、厚みがあって違和感を感じやすいというデメリットがあります。

審美義歯は、これらの欠点を補うために開発された入れ歯です。特に、ノンクラスプ義歯と呼ばれるタイプは、金属のバネの代わりに、歯ぐきの色に似たピンク色の樹脂素材を使用します。これにより、以下のメリットが得られます。

人から気づかれにくい自然な見た目

金属のバネがないため、口を開けても入れ歯と気づかれにくく、自然な笑顔を保つことができます。

薄く、軽く、違和感の少ない装着感

弾力性のある素材で薄く作ることができるため、お口にフィットしやすく、食事や会話も快適に行えます。

残っている歯への負担が少ない

保険の入れ歯よりも残った歯にしっかりとフィットし、安定感が高まります。

当院が考える「あなたに合った入れ歯」

当院では、入れ歯を初めて作る方や、初めて審美義歯を検討される方には、まず保険の入れ歯をおすすめしています。

これは、入れ歯という装置に慣れることが、その後の快適な入れ歯生活を送るために非常に重要だと考えているからです。

審美義歯は、高価な材料を使用するため、費用が高くなります。そのため「インプラントのように何でも噛める」といった過度な期待を持たれる方もいらっしゃいます。しかし、審美義歯はあくまで「入れ歯」であり、ブリッジやインプラントとは異なる特徴があります。

まず保険の入れ歯で入れ歯に慣れていただき、その上で「もっと薄くしたい」「金属のバネをなくしたい」といったご希望が生まれた際に、審美義歯をご提案するのが、当院の考えです。

この過程を経ることで、「思っていたのと違った」という後悔を防ぎ、患者さんが本当に納得できる入れ歯を見つけることができます。

治療の流れ：ご相談から完成まで

入れ歯は一人ひとりのお口の状態に合わせて作る、オーダーメイドの治療です。安心して治療を進めていただくために、当院での審美義歯作製の流れをご紹介します。

1. ご相談・カウンセリング
   入れ歯に関するお悩みやご希望を詳しくお伺いします。現在のお口の状態を確認し、保険の入れ歯、審美義歯、その他（インプラント、ブリッジなど）の選択肢についてご説明します。
2. 精密検査・診断
   レントゲン撮影、歯型取りなどを行い、お口全体の状況を把握します。この検査結果をもとに、最適な入れ歯の種類や設計を具体的に検討します。
3. 入れ歯の型取り・製作
   お口にぴったり合う入れ歯を作るため、精密な型取りを行います。その後、歯科技工士が一つひとつ丁寧に製作します。
4. 試適・調整
   完成した入れ歯を実際に装着していただき、噛み合わせや見た目のバランス、違和感がないかなどを確認します。必要に応じて細かな調整を繰り返します。
5. 完成・お渡し
   最終調整を終えたら、入れ歯のお渡しです。お手入れ方法や使用上の注意点についても丁寧にご説明します。
6. 定期的なメンテナンス
   入れ歯を長く快適にお使いいただくために、定期的なメンテナンスが大切です。お口の状態や入れ歯の調整を行いますので、定期的なご来院をおすすめします。

Q&A：よくあるご質問

Q. 審美義歯はどれくらいもちますか？
使用状況やお手入れ方法によって異なりますが、適切なメンテナンスを行えば、長くお使いいただけます。ただし、経年劣化は避けられないため、定期的な調整や修理が必要となる場合があります。

Q. 費用はどのくらいかかりますか？
審美義歯は自費診療となります。費用については、お口の状態や使用する素材によって異なりますので、まずはご相談ください。カウンセリング時に詳しい費用についてご説明いたします。

Q. 審美義歯は修理できますか？
素材によっては修理が難しい場合もあります。修理が必要な際は、一度お預かりし、歯科技工所にて修理を行います。修理費用は自費診療となります。

入れ歯に関するお悩みは、お一人で抱え込まずに、まずは当院にご相談ください。あなたの笑顔と快適な毎日を取り戻すお手伝いをいたします。